日中の架け橋、映画とドラマ

一つの国のことを知るには、文化交流が欠かせません。

その中でも、映画やドラマを見ることは効率的で、世代を問わず一番受け入れやすい手段だと思われます。

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「映画は世代と時間を超えられる芸術である」と言われています。

日中間の文化交流の中ではかなり重要な役割を果たしています。

まず一つ取り上げなければならないのは、高倉健さんが主演の映画「君よ、憤怒の河を渉れ」(中国版名前:「追捕」)です。

1978年上映してすぐに、中国全国で絶大な人気を得て、

主演の高倉健さんは当時の中国人にとって“よく知っている日本人”となりました。

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2005年に中国の第五世代監督であるチャン・イーモウの作品単騎、千里を走る」

高倉健さんが出演したことで、また大反響となりました。

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2014年、日中両国で人気俳優となった高倉健さんが世を去ったことが、中国の中央テレビや各新聞で

たくさん報道されました。

日本人俳優がそれほど中国で報道されるのは極めて少ないことです。

それに追想するために、2015年の上海映画祭で高倉健さんが主演した映画「鉄道員」が上映されました。

 

日本映画が中国に輸出されるだけでなく、中国映画も日本に輸入されているのが最近の状況です。

例えば、「HERO 、「 LOVERS」、「戦のレクイエム」、「いコーリャン」、「あの子を探して」、

「活きる」、「ヘブン・アンド・アース」(日本人俳優中井貴一も出演した)

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そうした中、チャン・イーモウ(張芸)やチャン・ツィイー(章子怡)やヴィッキー・チャオ(趙薇)など

中国でも人気のある監督や女優は、日本での知名度を上げました。

 

一方、映画だけではなく日本のドラマも、中国で大きな人気があります。

「燃えろ、アタック」、「東京ラブストーリー」は、今中国の40代以上の人々の間で知らない人はいないほど

有名なドラマです。

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近年になって、「たったひとつの恋」、「ごくせん2」、「医龍」(中央テレビで放送された)など

日本でも大人気のテレビドラマが、中国のテレビで放送されました。

それに「半沢直樹」や「家政婦の三田さん」はネットで話題となりました。

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中国人にとっては、それらを見たことで、

より一層、日本社会や普通の日本人の生活を知ることができるようになったのではないでしょうか?

それに、「宮廷の諍い女」、「宮廷女官 若曦」など中国の人気ドラマも日本のテレビで放送されました。

4月に放送する予定の、去年中国で大人気のドラマ「琅琊榜―麒麟の才子、風雲起こす」は、きっと

日本でも人気ドラマとなるでしょう。

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両国の人々はお互いの映画またはドラマを見て、文化や歴史などに興味が湧き、

それがきっかけとなってお互いの国へ旅行に行く人も、きっと少なくないでしょう。

映画とドラマが果たす役割には、これからも期待できると思っています。